飛ばないヒコウキ |
4月29日。そう、その日の晩にはローマについているはずだった。 |
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さて、このベルギーって国いるとフランス語かオランダ語ばかりでなかなか英語で説明がなされない。これも困った。幸いライアンエアーが英国系の飛行機会社だったので、英語での説明が多かったが、周りの人間はイタリア人かベルギー人だったので、ふぅーー困ったもんです。 と、目の前に繰り広げられている光景を目にしながら途方にくれていると、目の前のベルトコンベアーが動き出すではないか!? そう、それです。空港に到着するとまず受け取る自分のスーツケース。乗客はさっき預けた荷物を受け取っていた。これでオレのなかでローマ行きは絶望的になった。時刻は21:00。そうだよなー、こんな時間じゃ飛ばないな。。。どーするよこれから・・・・ 「SHU!!!!!!!!!」 と誰かがオレに声をかける。ダニエレの彼女だ!!! 「っほ」と方をなでおろす。よかったぁ。こういう時誰か知り合いがいるとうれしいものです。で、結局、ユースホステルか安いホテルに泊まって翌日飛行機に乗ろうということに決まるが、ホテルはすべて満室。オランダから持ってきたプリペイド携帯もクレジットがなくなってきたし、空港で野宿となりかけたとき、レンタカーの看板が目に入った。ということで、車中泊となりました。 で、翌朝、空港には昨夜の出来事を伝えるためかNEWSの報道をしていた。そんななか、ロッテルダム⇒シャルルア(ベルギー)を二往復したダニエレと再会し。さて、いよいよ乗り込むというときに、ローマ行き臨時便が飛ばない!!!!!とアナウンスが。 もう、昨日からスタンバイしていた乗客はもう、ブチキレですよ。でもって、若いイタリア人学生の女の子が泣き喚きだした!「あんたー!どーしてくれるの!!警察呼ぶわ!」、アタリは騒然となるが、大半の乗客はおとなしく座っていた。もう、怒ることにも疲れたのだろう。俺もそのうちのひとりだった。疲れたよ。。。本当。 で、結局昨夜告知された臨時便に3時間遅れて結局、昨夜と同じ時間の18時の飛行機に乗り込んだが、ここでもまた俺らを狼狽させる出来事が。4月30日の通常便の方が先に離陸したのだ!!!! ドーイウコトデスカ・・・・ 結局、さらに1時間待たされ飛んだのが19時15分。。。乗客からは拍手が!!!!! 今回、外国人の「謝ったら負け」の精神がよく分かった気がする。日本だったらもう本当に空港関係者はもう謝りまくりでしょう。でも、オレの記憶がたしかなら2回しか、たったの2回しか、しかも、アナウンスメントの最後に「Sorry for incovinient situation.」くらいしか言ってない。これでいいのかな。 いいのかな?
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